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症状とは

症状とは
心理学者や精神科医は○○症や○○障害、○○症候群といったようにあらゆる症状を細かくカテゴライズし、それに合わせた症状名を付けてくれます。そういう勉強ばかりをしていると、本当にそういう世界観で物事を判断してしまうようになります。
しかし、私たち心理カウンセラーや心理セラピストは精神科医とは違ったものの見方をします。症状というのは、心理的な抑圧や葛藤が表出したものに過ぎません。症状自体には大した意味はないのです。


症状との向き合い方
症状とは「無意識からのメッセージ」です。そして無意識は常にクライエントの味方なのです。では、なぜクライエントが困ってしまう症状が出るのか。
無意識は心理的な抑圧や葛藤を抱えた状態では、自由になれないのを知っているのです。ですからそれを解決させるためにクライエントに対してメッセージを送っているのです。つまり、悩みの根本的な原因はその“症状”が知っているのです。そして、本質的な改善を望んでいるのです。
クライエントは困った症状に悩まされてそれを何とかして欲しいと訴えます。それは当然のことです。しかし、直接的に症状を引き剥がすような行為はすべきではありません。症状にしっかりと話を聴き、望みを叶えることがクライエントのビリーフに変革をもたらす方法なのです。

例えば「原因不明の痛み」を抱えるクライエントがいたとします。この痛みは一見、クライエントに対し悪さをしているように見えます。しかし、痛みを発症させることでクライエントは何かを得ていると見ることもできます。
症状を丁寧に扱うということは、その人の本質的な問題点に近づく手法なのです。

ストーブの上の熱い鍋を動かすのに、直接鍋を掴むより、
取っ手を持った方が簡単じゃないですか? 症状とはこの取っ手のようなものです。


20世紀最大の心理療法家であるミルトン・エリクソン博士はこのように言っています。逆に言うと症状があるからこそ、クライエントを別の地点に運ぶことができるのです。

例えば鬱と診断された人がいるとします。鬱自体では何も困りません。そこで私たちは「鬱で困ることは何ですか?」と聴きます。導き出された答えをさらに細かく聴いていきます。そこで感じられた感情やフェルトセンスを手繰って行くと、その人のコア・ビリーフや改善したい問題点が見えてきます。

精神科医や心療内科医の問題点
ここまで読んで頂いてお分かりの通り「症状」は大切に向き合うべきものであり、単純に「取ってしまおう」「引き剥がしてしまおう」「押さえ込んでしまおう」と考えないことです。
例えば催眠術で原因不明の痛みを消してしまうのは簡単です。“心頭滅却すれば火もまた涼し”という言葉があるように、私たち人間は、ある程度自分の感覚器官をコントロールする事ができるのです。しかし、これは大きな間違いです。痛みがあるからこそ人は改善欲求を持つのだし、心理セラピストもどのように改善したいのかを聞き出すことができるのです。

勘の鋭い方はもうお気づきだと思いますが、精神科医や心療内科医は薬物で症状を押さえ込もうとしています。これは間違った考え方なのです。例え薬を飲んで一時的に回復したとしても、クライエント本人の本質的な部分は何も改善しません。そうなると症状はもっと強く表出するか、もしくは別の症状として現れてくるでしょう。

また、薬を処方することに別の問題点もあります。クライエント自身が改善のための努力をしなくなることです。「薬を飲めば治る」あるいは「改善するためには薬を飲むしかない」とクライエントさんが思い込んでしまった場合、自分の本質と向き合うことは無くなりますし、心理カウンセリングに行ってみようと思わなくなります。つまり改善ための努力をしなくなるわけです。なぜかというと、薬を飲む方が簡単で手軽だから。
自分の過去を思い出し、自分の本質と向き合うためにはかなりの努力が必要となります。薬を飲み下すのとはわけが違います。しかし、薬では改善しません。


恒久的な改善をするためには「症状」を厄介なものとして見なさず、丁寧に扱うことです。




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