心理カウンセラー養成講座 初級編(Basic)

心理カウンセラーとしての基礎を学ぶ
心理カウンセラー講座・初級編(Basic)では、来談者中心療法(クライエント・センタード・セラピー、CCT)に基づきながら、人の話を遮ることなくじっくりと聴く姿勢を学びます。私たちは日常的に会話をしますが、実は相手の話をじっくりとは聴いていません。知らない間に自分のバイアスを通しながら聴いていますので、どうしても先入観を持って聴いてしまうのです。
このような聴き方では、話がスムーズに流れませんし、相手が言いたいことを気持ちよく話すことができなくなってしまうのです。自分の信念、価値観を通しながら聴いてしまうと、誤解も生じますしコミュニケーションが上手く行かなくなってしまうのです。
中級編、上級編ではパターン介入していきますが、そもそもの会話が上手く行かないとラポールが取れません(信頼関係が築けない)ので、心理カウンセラーがどんなに頭が良くても、正しい知識に基づいたサジェスチョンをしたとしても、その介入に難色を示されることになるでしょう。
「理解してから、理解される」
これは鉄則です。この言葉を忘れないでください。
初級編で学ぶ「人の話をじっくりとお聴かせいただく」ということは、実はとっても大切なのです。心理カウンセリングのすべての基礎になることですので、じっくりと学んでいきましょう。

得られる効果(Benefit)
対人関係が上手く行くようになる。人の話がじっくりと聴けるようになる。聴くだけカウンセリングができるようになる。柔軟な考え方が身に付く。行動ではなく、信念・価値観を変えることの大切さが理解できる。

【資格】日本心理セラピスト協会認定 初級カウンセラー

初級編で学ぶ内容

初級編では以下のことを学びます。
回数は全5回(約15時間)

これから学ぶカウンセリングについて
カウンセリングの目的
前提とルール
カウンセラーとセラピスト
信念と価値観(思い込みの枠組み)
ラポール
イエスセット(YES-SET)
ノーセット(NO-SET)
ダブルバインド
来談者中心療法
傾聴・受容・共感
類型化
心理療法とは?
心理カウンセラーとしての資質
転移・逆転移・依存・共依存
言葉の明確化
オープンクエスチョン
認知のバイアス(確証バイアス)
話の聴き方
ベクトルの向き
直線的思考
問題と背定的意図
メラビアンの法則
ニューロ・ロジカル・レベル

自由な受講スタイル

通う回数について

回数は目安です。人によって進み方が違いますので回数が変動します。
なぜなら、私たち東京カウンセラー学院は“教えること”が目的ではなく、受講生のひとりひとりが“正しく理解すること”が目的だからなのです。理解できないところがあれば何度でもしつこく質問してください。質問がたくさんある人は時間がかかりますが、その分、深く学ぶことができるのです。受講中はたくさん質問してください。納得の行くまで説明いたします。

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